料理を食べることよりも、料理を提供することの面白さ――。
子どもの頃から感じていたその思いを捨て切れず、25歳の時に地元小樽を離れ、料理の世界へ。
東京――。
様々な料理店での経験を積んだ2年間。
京都――。
老舗京料理店へ就職し、四季の風趣を凝らした真心の京料理を、自分のものとして吸収し続けた京都での10年間。
再び地元へ――。
小樽の寿司店で働くかたわら、札幌で秋に開催されている「さっぽろオータムフェスト」4丁目会場の出店手伝いなどを通じて、北海道の食の豊かさに改めて触れた2年間。
そして、2013年4月12日――。
こうした経験を踏まえ、小樽・商大通りに、念願の「しゅんさい割烹 幹」を開店することとなりました。
京都の伝統の味、季節の色の豊かさなどを、北海道の海の幸と併せて、ひと手間ふた手間加えて表現してまいります。
食材本来の味を五感で楽しみつつ、「和」に合うお酒とともに、こころゆくまで静かなひとときをお過ごしください。